三原海生誕(2018)の花束について
この記事では【花束】について語らせて頂きます。
花束をこだわろうと思うキッカケを作ってくれたのはチャットモンチーというバンドでした。
チャットモンチーの6枚目のアルバム『共鳴』の時のアー写は、あるお花屋さんにて撮影されていました。
そのお花屋さんが神楽坂にある
【te.n】さんでした。
自分は今年完結してしまったチャットモンチーのラストワンマンライブの日にスタンドフラワーを贈ろうという計画に関わっていました。
その時にファン同士の会話で「チャットモンチーに思い入れがあるte.nさんでスタフラを注文したい!」と意見が固まりました。
地方のファンが多かったのと、te.nさんは普通のお花屋さんというよりアーティストに近い存在だった為、直接te.nさんにこの依頼を受けてくれるように挨拶しにいきました(2月頃です)
te.nさんの店内に一歩足を踏み入れたら花の持つ生命力に完全に圧倒されました。
中でも自分が目を引いたのは鳥籠でした。
鳥籠の中に花を閉じ込めたアートの花束。
こんなに斬新で自由な発想の花束は今まで見た事がなかったのでただ圧倒されて泣きそうになりました。
この時に《三原海生誕の花束を鳥籠のアートでお願い出来ないだろうか?》と考えるようになりました。
帰り際に名刺を頂いたので、たまたまtipToe.のCDを持っていたので名刺がわりに渡しました。(悪気のないただのヲタ芸です)
(その時に頂いた名刺です)
その後、te.nさんに花束をお願いするのはどうか?という案を生誕委員に伝えました。
「残り2回しか生誕祭出来ないし盛大で良いと思う」
と意見が固まりお願いする事になりました。
「でもお花のイメージってどんな感じで注文すればいいんだろうか?」
全く分かりませんでした。
チャットモンチーのラストワンマンライブのスタフラはte.nさんがチャットモンチーを認知していたので色の感じだけなんとなくお伝えして殆どお任せする形になりました。
7/4 チャットモンチーのラストワンマン当日。
当日までスタフラがどうなったのか分からず、不安を抱えながら日本武道館へ。
そこですぐに目にした光景がこれでした
またしても凄まじい生命力に圧倒されました。
チャットモンチーの公式アカウントは
『凄いお花というか、二本の木が届いてる!なるほど、そういう事ですね。』
と呟いていました。
(【草原に立つ二本の木のように】という曲があるので興味がある方は聴いてみたり、歌詞の意味を調べて見てください)
te.nさんはその人そのものを生きたように表現する素晴らしいお花屋さんだと思いました。
ライブ後、ありのままの感情を文章に載せて長い長い花束の依頼をte.nさんに送ってしまいました。
《内容》
・鳥籠を使った花束
・鳥籠の色は水色
・中のお花は青系、白系の色をベースに
・かすみ草を使って鳥籠を賑やかに
・予算は1万円〜1万5千円前後
あとは自分なりに三原海さんのイメージを長文にして送ってしまいました。
3日、5日経っても返信はなくて正直断られた…と思っていた次の日に
「素敵にお作りいたします!どうぞよろしくお願い致します。」
といって依頼を受けてくれました。
当日までどんな花束になるか誰も分からない。
「三原海らしい」と言う生誕委員もいました。
期待と緊張の中、神楽坂へ。
完成した花束のお写真です。
海生誕の為に作ってくれた花束とても素敵でした
花束を受け取った時あまりの完成度の高さに
「この花束は生きている…なんて表現を超えてこの花束は三原海という人間そのものだ!」と思ってしまい体が震えました。